<予防接種カルテル>埼玉の医師会に排除措置命令へ
毎日新聞 1月30日(木)19時37分配信
埼玉県吉川市と松伏町の病院や診療所の医師で作る「吉川松伏医師会」(平井真実会長)がインフルエンザの予防接種でカルテルを結んだとして、公正取引委員会が独占禁止法違反(事業者団体の禁止行為)を認定し、再発防止を求める排除措置命令を出す方針であることが分かった。公取委は処分案を既に送付しており、医師会の意見を聞いて最終的な処分を決める
関係者によると、医師会は各病院が自由に決められる予防接種の料金について、13歳以上は4450円以上などとする「推奨価格」を示し、各病院に守らせて競争を制限した疑いがある。医師会は「通知は受け取ったが、担当者が不在でコメントできない」としている。
関係者によると、医師会は各病院が自由に決められる予防接種の料金について、13歳以上は4450円以上などとする「推奨価格」を示し、各病院に守らせて競争を制限した疑いがある。医師会は「通知は受け取ったが、担当者が不在でコメントできない」としている。